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「 韓方 」で体の中からキレイに
当協会について

日本韓方協会は、韓国人の日常生活の中に自然に溶け込んでいる「韓方」 の理念に基づき、これを多くの方々に普及させ、自分に対する心身を労わる意識の変化 を目的として設立しました。
今や韓方は、伝統医学としてその優秀性を広く認められ、国際的にも認知されつつあります。
様々な講座やイベントを通じて韓方の普及に貢献することは勿論、広く社会から信頼される組織として一致協力し、積極的に取り組んでいきます。
韓方について

『韓方』は新生児から高齢者まで深く浸透している伝統的な医学で、そのルーツは中医学にあります。
韓医学の書籍には名書が多くありますが、『医方類聚』(金礼蒙他)『東医宝鑑』(許浚)『方薬合編』(黄度淵)『東医寿世保元』(李済馬)が代表的です。
韓方は2009年にユネスコ世界遺産となった「東医宝鑑」に原点があり、韓医師であるホジュンが貧しい庶民の為に処方した「※単方」は、400 年の時を経て現在まで脈々と受け継がれています。
その後イ・ジェマが170年前に書いた『四象医学』は、人の体質を太陽人・小陽人・太陰人・小陰人の4つのグループに分けて、それぞれの特徴に合わせた処方と養生法を行うというもので、世界的にも高く評価され特に注目されています。
※単方:簡単に手に入る薬剤1種類のみを使用して薬とすること
代表あいさつ
2020年はかつて例を見ない感染症の蔓延があり、世界中で人間の持つ本来の力=自然治癒力を高めることに注目が集まりました。
自然治癒力が一番高まる状態とはなにか。
心身のバランスがとれ、生命力が満ちあふれ、その人の持つ能力が十分に発揮されている状態のことを指していると私は考えています。
ところが、それに対して今の自分を振り返ったときに、特に具合の悪いところがあるわけではないけれども、気持ちよく生きていないということを自覚しているとしたら、いわゆる「病気」ではないとしても、自然治癒力は低い状態にあります。
人にはそれぞれ得意・不得意があります。体質も同じで良い部分をより伸ばし、弱い部分は重点的にカバーしていく、そして全体としてより良い方向に導き、体全体の『バランスをとる』必要があるわけです。
韓方の基礎となる中医学は「バランスの医学」とも言われており、あらゆる不調の発生原因は、その乱れにあると考えられています。
病名に基づいて治療が行われる西洋医学に対し、「韓方」は個々の自覚症状や体質・体調などを体全体から総合的に捉え、バランスを整えることで自然治癒力を高めていきます。まさにこの現代に必要な予防医学が「韓方」であると痛感しています。
東洋医学というと「複雑な理論」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は韓方はとても素朴で簡単に日常生活に取り入れられるものです。
人間の体を自然の一部と捉え、肩の力を抜き心で感じることが韓方の世界への一番良い入り口だと思っています。
当協会で韓方に触れ合うことによって、多くの人が自分の身体は自分で管理する最高の名医になってもらいたい、そして心身ともに健康で、素敵な笑顔になって頂けることがなによりも私の願いです。
一般社団法人 日本韓方協会
代表理事 金 允愛
活動概要
一般社団法人日本韓方協会は、”韓方(韓国式漢方)知識の普及”を目的として設立されました。
一般社団法人 日本韓方協会の活動内容は以下の通りです。
- 韓方ナチュラリストの育成
- 人材育成のための教育事業
- 韓国の伝統医学と美容法や健康法に関する情報提供及び出版
- その他、当法人の目的を達成するために必要な事業
