– 韓方との真の出会い、そして心からの感謝 –
昨秋、釜山を訪れた際にいただいた、忘れがたいご縁があります。
それは、韓国・昌原の「同南正韓医院」にて実現した、深く心に残る貴重な体験でした。
釜山韓医師会の홍성운(ホン・ソンウン)事務局長との対話で、日本韓方協会の代表として韓方への想いをお伝えしたところ、驚くほど丁寧な段取りを整えてくださり、特別な学びの場をご用意いただきました。
医院を一時閉めてまで、真摯に迎えてくださったのが
「同南正韓医院」 김 형욱(キム・ヒョンウク)院長
私の“師匠”です。
ユーモアたっぷりでありなが、お人柄は誠実そのもので、笑顔を絶やさず、終始あたたかく私を包んでくださいました。
そして、少しだけ体験させていただける程と思っていた私に、キム・ヒョンウク院長が与えてくださったのは、本物の学びでした。
診療の一場面ごとににじむ、患者様へ寄り添うキム・ヒョンウク院長の真摯なまなざし。
そこにあったのは「学び」の域を超えた、人として、韓方に生きる者としての姿勢を教えてくださる時間でした。
ご準備くださった、数々の貴重な贈り物、一杯の韓方茶から感じられる深い思いやりと、伝統への敬意。
そのすべての経験は、私にとって“韓方の真髄”そのものであり、今も力強く私の中に息づいています。改めて、心より深く、感謝申し上げます。
そして、この素晴らしいご縁が、日韓をつなぐ新たな韓方の道となりますように。
日本の皆さまにもキム・ヒョンウク院長のまごころの韓方を届ける準備が始まっています。どうぞお楽しみに。
一般社団法人 日本韓方協会 金ゆね









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