〜韓方から見る「頭痛」の話〜

「こめかみがズキズキする」

「後頭部が重だるい」

「生理の前になると、頭が締めつけられるよう…」

そんなとき、あなたは「痛み」だけに目を向けていませんか?

韓方では、頭痛を単なる“痛み”とはとらえず、内臓や体のバランスの乱れを映す“サイン”と考えます。

たとえば

・気血の流れが悪い

・体内に余分な水分が溜まっている

・熱がこもっている

もちろん、風邪や気候の変化、目の酷使など、外的な要因も原因となることはありますが、韓方では、その原因によって頭痛のタイプも異なると考えます。

「なぜ、そこに表れたのか?」

そんなふうに、体全体の巡りや内的バランスにも目を向けていくのが韓方です。

だからこそ、同じ“頭痛”でも、原因によって整え方は変わるのです。

薬を飲んでその場しのぎをする前に、

“出せてる?” “流れてる?” と、からだ全体に問いかけてみるのも大切なこと。

痛みは、身体が静かに語る「メッセージ」

不調の背景にある “詰まり” や “溜まり” を見つめて、

流す・出す・整える。

それが、韓方的なやさしいアプローチです。

ちなみに私は、

眼瞼下垂からくる頭痛に

菊花・黄耆・決明子・棗など、組み合わせを楽しみながら日々のお茶でセルフケアをしています♪

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乾燥する秋には

「潤い」と「巡り」の韓方養生を…

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